市販されている乳酸菌飲料としてはビックル、ピルクルなどいろいろありますが、今回はヤクルト、ビックル、ピルクルの違いについて調べてみました。

ヤクルトは株式会社ヤクルト本社が製造している乳酸菌飲料。特定保健用食品。商品名の由来はエスペラント語でヨーグルトを意味する「ヤフルト(jahurto)」から。 2013年11月に「newヤクルト」としてリニューアルされ、乳酸菌が150億から200億になったそうです。乳酸菌の種類は(L.カゼイ YIT 9029)。容量は1本60ml。価格は1本40円。1mlあたり0.6円。

ビックル




ビックルはサントリーフーズ株式会社が製造している乳性飲料。乳酸菌飲料は無殺菌で乳酸菌が生きているか乳固形分3%以上で、発酵後に加熱殺菌したものを言うため、乳固形分3%未満で、殺菌されているビックルは乳酸菌飲料ではなく清涼飲料水に分類されるとのこと。ヤクルトとピルクルは乳酸菌が生きているため、乳酸菌飲料に分類されます。商品名の由来は大きいを意味する「ビッグ」と不思議と飲めてしまう不思議を意味する「ミラクル!」の組み合わせ。4種類の乳酸菌でつくった「はっ酵乳」と、「ミルクオリゴ糖」が配合されているのが特徴。容量は1本220g。希望小売価格は1本115円。1gあたり0.5円。

ピルクル

ピルクルは日清ヨーク株式会社が製造している乳酸菌飲料。特定保健用食品。商品名の由来は、1620年にイギリスからメイフラワー号でアメリカに渡った清教徒たち「ピルグリム・ファーザーズ・クルー(Pilgrim Fathers Crew)」の略。 乳酸菌は150億で乳酸菌の種類はカゼイ菌(NY2025)。容量は1本65ml、他に500ml、1000mlもある。価格は5本入りで130円(1本当たり26円)。1mlあたり0.4円。

まとめ

まとめるとヤクルトとピルクルは生きた乳酸菌を使った乳酸菌飲料で、価格的にはヤクルトはピルクルよりもやや高く乳酸菌もやや多い。ビックルは清涼飲料水に分類され、ミルクオリゴ糖が配合されている。